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更新日 2012-05-18 | 作成日 2007-10-17

病院長より

長野県厚生農業協同組合連合会
長野松代総合病院
統括院長 臨床研修センター長  秋月  章


秋月病院長.jpg  1952年に「松代病院」として開設された長野県厚生農業協同組合連合会 (JA長野厚生連) 長野松代総合病院は、2012年に60周年、人間でいえば還暦を迎えました。長野松代総合病院 事業所は、長野松代総合病院本院、一般病床361床、第二種感染症病床4床の(23診療科、7センター)、附属若穂病院医療型療養病床120床(13診療科)の総計485床、の2病院と 附属ちくま診療所、JAビル診療所の2診療所ならびに長野PET画像センターの共同運営を行う従業員680余名を擁する長野市南部から、千曲市にかけての公的基幹病院として発展してきました。地震等の大規模災害にも耐えうる建築としての21世紀構想リニューアルも、屋上にヘリポートがある7階建て免震構造の本館建築をすでに2005年に完了しました。人間ドック健康管理センター、中央手術部の近代化も完了して現在7期工事として大規模災害に備えた総合エネルギー安全管理センターのリニューアルを行っています。また付属若穂病院も開院後6年目を迎え2012年春には、病棟増改築を完了し、健康管理、急性期医療の本院から、医療型療養の若穂病院さらに在宅療養支援、デイケアーまでせまりくる人口減少高齢化社会に対応するための準備を整えつつあります。
 長い伝統と、現在の近代化した設備を有する現在のわが病院に与えられました使命は、一貫して、1)地域に根ざした確実な医療の着実な遂行、2)高度な専門医療のさらなる展開、3)厚生連の設立以来の基本である検診活動を通じての予防、4)病診連携を基盤とした社会復帰までを含めた包括医療の継続発展、5)教育研修病院として、使命感、高度技術、健康な精神と体をもった次の世代の医療人を育成することであり、この使命を遂行することこそ、時代を超えて 地域に信頼され、愛される病院としてさらに発展する道と考えております。私ども病院職員も、一人ひとりの地域の皆様も、互いに知恵を出し合い、できることを考え持ち寄り、かけがえのない大切な公共財である地域医療とその中心である病院を「入会地」と同じように維持していくことが今こそ求められております。

「地域と歩み」、より良い地域医療を「次の世代へ」贈りましょう 


臨床研修センタープログラム責任者より

長野県厚生農業協同組合連合会
長野松代総合病院
臨床研修センター
プログラム責任者  春日 好雄
春日好雄.jpg長野松代総合病院では、従来の大学医局でのストレート研修の弊害といわれていた専門分野以外は診ない、診れない医師の養成ではなく、研修医が、まず医師として必要不可欠な基本的な診療の知識、技能、およびふさわしい品位、人格、倫理観などを身につけ、プライマリーケアを十分遂行できることを目指したプログラムを作成しています。
 医師としての出発点で出会った、指導者、環境はその医師のそれからの診療に対する姿勢を決定するとはよく言われることです。診療の基本は、多くの診療スタッフとともに築き上げる「チーム医療」です。医療は、患者さんとともに病院職員全体でなしとげるものです。当院では、「教えることは教わること」のスローガンで、医師、看護師をはじめとして、薬剤師などのコメディカル、医療事務、管理事務スタッフなど全職員が、医師臨床研修に参加し協力しています。初期研修のスタートから、チーム医療の重要性を体得できるプログラムを用意しています。厚生労働省認定の指導医講習会にも各科専門医が参加して指導法を学んでおり、その専門医が指導医として研修医にマンツーマンで指導しています。
 当院はヘリポートも備えた急性期病院で、高度医療を中心に診療を行っていますが、医療療養型の附属若穂病院や診療所も運営しているため、将来専門医を目指す者、家庭医を目指す者どちらにとっても有意義な研修ができると思います。さらに信州大学や地域の基幹病院とも協力していて希望者にはまた違った診療内容、たとえばより高度な救急医療などを経験できる用意もあります。
 研修医に対するクルズスは年間を通して行っていますが、各診療科の症例検討会、救急カンファランス、CPC、講演会も定期的に開かれ、研修医の自主的なカンファランスも指導医のアドバイスのもと行われていますから勉強の機会には事欠きません。
 また、年に最低1編の医学論文の執筆、1回の学会発表を義務としています。その指導も、日常的に行われており、将来の医師として必要な研究面での基本的な技術も研修中に習得できます。積極的な研修医の中には全国学会で発表したり、学会誌に採用された例も多数あります。
 最後に当院での研修は医学・医療だけでなく、職員旅行などリフレッシュできる行事も充実しています。当院で初期研修を開始しませんか?
 指導医をはじめ全職員でまっています。