先輩研修医よりメッセージ
2年目 研修医K.K.
研修医としての生活も1年半を越え、「まだ1年目だから…」と言われて許されてきたことも、「もう2年目なのに…」と許されない時期に入ってきました。
私は神経内科を専攻することに決しており、2年目の後半6ヶ月はその神経内科を選択しました。指導医の助言・監督下、病棟医として神経内科入院患者はすべてファーストコールとなっており、日中はもちろん、深夜でも休日でも病棟からのコールに戦々恐々とする日々を送っています。当然のように休日はなく、体力的にも精神的にも厳しい毎日ですが、病棟医という自負をもって研修医生活を送っています。
また、当院では研修2年目から研修医は1人で日当直業務(内科系・外科系兼務)を担当しており、本院と分院(療養型病床)を合わせて月に3~4回の日当直業務を行っています。当院は2次救急までしか担当しておりませんが、逆に言えばそれだけcommonな疾患を数多く経験できますし、ヘリポートが設置されているので、多発外傷や脊髄損傷などの患者さんが搬送されてくることもあり、緊張感のある当直業務にあたっています。
さて、このHPをご覧の医学生の皆さんは、市中病院を臨床研修病院として選ぶ際、何を基準にされるのでしょう?大学病院と比べてcommonな疾患を多く経験できる?多くの手技が経験できる?書類仕事などの雑用が少ない?…その基準は百人百様でしょう。
しかし、お伝えしたいことがあります。
研修医に患者さんを担当させ、手技をやらせ、その指導をする指導医の立場で考えてみて下さい。指導医が最初から診察・検査すればより早く診断・治療に至るのです。指導医が行えばずっと早く手技が終わるのです。患者さんの負担もそれだけ少ないのです。しかも、研修医の失敗は指導医が確実にバックアップしなければならないのです。指導医にとって、指導することによって生じる時間的ロスは計り知れないのです。それでも指導医は(間違いなく当院の指導医は)、研修医に患者さんへのファーストコンタクトを許可します。
ここで、研修医の立場に戻って考えてみて下さい。指導してもらうということは、指導医の時間を自分のために使ってもらうということなのです。研修医だからといって無条件に指導が受けられるとは考えないで下さい。指導して欲しければ、指導医にその時間的・精神的余裕を作ることから始めるべきです。だから私は書類仕事などの雑用を厭いません。指導医により多くの指導を求めるなら、指導される側もより多くの努力をすべきです。
よく考えてみて下さい。
そして当院の場合、研修医が全力の覚悟を示せば、指導医は全力で研修医を支えてくれます。このことは、私の1年6ヶ月の研修医としての経験から、確信をもって皆さんにお伝えできます。
是非、全力の研修を、長野松代総合病院で。

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