2026年6月19日
120年に一度?! 屋上庭園の竹の花が咲きました
屋上庭園に植えられているクロチク(黒竹)の花が咲きました。各地で一斉に竹が開花しているそうで、屋上庭園を訪れた患者さんは「初めて見た」「話のタネにしたい」と、竹を近くで観察したり写真を撮ったりして珍しい現象を興味深く見ていました。
竹の開花は120年に一度といわれており、あるタイミングで一斉に花が咲くと、その後は枯れてしまいます。しかし、そのメカニズムは完全に解明されていないそうです。竹の花が咲くことは「不吉な予兆」だといわれてきました。花が咲いたあとにできる実を求めて大繁殖したノネズミが農作物を荒らすことで、「飢饉の兆し」とも恐れられました。開花後には竹の地下茎も枯れ、地盤が弱くなり、土砂崩れや地滑りの危険性が高まります。さらに、竹が枯れることは「伝染病によるものではないか」と人々を不安にさせました。
一方で、竹の花が咲き、枯れることは竹の生命のサイクルの一部であるとも考えられます。次の世代へ生命のバトンを渡そうとしている段階であり、一概に不吉なものとは言えないという考え方もあるようです。
120年に一度といわれる竹の貴重な現象を偶然にも目の当たりにし、植物の神秘的な生命力を感じることができました。