2026年8月10日
第121回長野松代総合病院病診連携研修会を開催しました(7/24)
2026年7月24日(金)に第121回長野松代総合病院病診連携研修会を開催しました。
今回は、信州大学医学部 麻酔蘇生学教室 教授 田中 聡 先生を講師にお招きし、『麻酔科診療の現在地と課題、鎮痛・栄養・補液を通じた術後回復促進』と題してご講演いただきました。
講演では、長野県の人口約200万人に対して、麻酔科医による管理が必要な症例は年間約38,000件あり、約120名の麻酔科医が診療を担っている現状についてお話しいただきました。また、麻酔科医は手術時の麻酔管理だけでなく、術後の疼痛管理にも携わるなど、その役割はますます広がっています。こうした中、医師の業務負担軽減を目的として、特定行為研修を修了した看護師が一部の医療行為を担う「タスクシフト」が進められており、当院でも研修を修了した看護師が活躍しています。
さらに、麻酔の歴史や発展の経緯、麻酔科診療を取り巻く現状と将来に向けた人材育成の課題、術後回復促進に向けた取り組みについてもご紹介いただきました。参加した職員は熱心に聴講し、麻酔科診療への理解を深めるとともに、今後の診療を考える上で有意義な機会となりました。