2018年7月27日
第14回人工関節とともにいきいきと生活する会を開催しました
当院で人工関節手術を受けた患者さんが集う「人工関節とともにいきいきと生活する会」の講演会および親睦会を、7月14日(土)にロイヤルホテル長野にて開催しました。今回で14回目となり、約200名が参加しました。
講演会では、歯科口腔外科部長 齋藤知之先生が『口腔ケアと全身疾患~口のなかの細菌と病気の関わり~』と題し講演を行ないました。口腔内の細菌が、脳血管疾患・心疾患・糖尿病・認知症などのあらゆる全身疾患の原因となるといいます。これらを防ぐためには、口の中を常に清潔に保つ毎日の口腔ケアが大切だと説明がありました。また、喫煙や飲酒などの強い刺激によって発生する口の中や舌の病気についても解説されました。
次にリハビリテーション部技師長による恒例の『いきいき体操』が行われました。今回は唾液の分泌を促し、食べたり飲み込んだりしやすくする口の運動が紹介され、会場の皆さんと一緒に実践しました。
また、当日会場で術後の生活についてのアンケートが行われました。アンケートは即時集計され、結果は『人工関節と整形外科に関するアンケート報告』のコーナーで発表されました。多くの方が長時間座ったり歩いたりすることを気にせず生活されている様子がうかがえる結果となりました。
講演終了後は恒例の記念撮影と親睦会が行われ、参加された方々は医師や看護師、理学療法士と近況を語り合うなど和やかな時間を過ごしました。