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2016年9月28日

介護予防教室「身近なものを使って、認知症を予防しよう」を開催しました

介護予防教室「身近なものを使って、認知症を予防しよう」を開催しました

平成28年9月14日(水)、介護予防教室「身近なものを使って、認知症を予防しよう」を開催しました。認知症高齢者は、2025年には約700万人、65歳以上の約5人に1人は認知症になると推測されています。認知症は誰もがなりうる病気であり、どうすればなりにくいかを知る必要があります。

講義では、講師の町田智紀作業療法士より、「手作業が脳に与える影響について」説明がありました。手と脳は連動しており、手を積極的に動かすと脳も活動し始めます。今回は、認知症予防の手作業として厚紙を使って手軽にできる『写真立て作り』をしました。参加した皆さんはのりやカッターなどを使って手を動かしながら、グループの仲間と協力して作業に取り組んでいました。

最後には、友人の大切さについてお話がありました。暮らしや生きがいを家族(親戚)だけに依存せず、“遠くの親戚より近くの他人"ということわざがあるように、友人と日々交流することで、笑顔を生み、意欲を高め、やる気や生きがいを感じることができます。町田講師は、「私たちを健康で幸福にするのは良い人間関係に尽きます」と今回の講義を締めくくりました。


介護者・介護予防教室は、介護方法の知識の習得や、高齢者ができるだけ要介護認定を受けず健康でいきいきとした生活を送ることを目指し、5月~11月の毎月2回程度(年12回)開催しています。本年度の介護者・介護予防教室の日程や詳細については下記のページをご覧ください。

次回9月28日(水)10:00松代公民館
介護予防教室「認知症予防のための手作業と環境への働きかけ -絵手紙作り-」
講師 黒田 愛理花 作業療法士
持ち物
・絵手紙にする野菜、果物、花など
・はがき
・割り箸(一膳)
・鉛筆、消しゴム
・ボールペン
・のり
・新聞紙(一枚程度)

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