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2017年8月17日

第102回長野松代総合病院病診連携研修会を開催しました

第102回長野松代総合病院病診連携研修会を開催しました

平成29年8月4日(金)、第102回長野松代総合病院病診連携研修会を開催しました。

今回は、講師に埼玉医科大学国際医療センター 精神腫瘍科 教授 大西秀樹先生をお招きし、『がん、生と死、心のケア~不眠からうつ病までの対応を考える~』についてご講演いただきました。

がん患者さんは、がんの告知によるストレスでうつ病や心疾患などを発症することが多くあり、そのご家族、がんで家族を亡くしたご遺族もまた「第2の患者」といわれるほど心身のストレスが大きいとの説明がありました。大西先生はそのようながん患者さんやご家族、「遺族外来」を受診されたご遺族の援助に取り組まれており、実際に受診された方々の言葉が紹介されました。医療従事者としてどのような援助が“有用”で“有害”となるか、具体例を挙げながらわかりやすくお話いただきました。また、患者さんはがんと闘っていく苦しい過程において感情がポジティブに変化していくという人間的な成長(心的外傷後成長)をしていき、それに関わることができるのが医療従事者の仕事であるというお話があり、聴講した多くの職員が大変興味深く耳を傾けていました。

第102回長野松代総合病院病診連携研修会を開催しました

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