2020年9月15日
介護予防教室を開催しました(9/9)
今年度の介護者・介護予防教室は、8月に開催予定だった第1回が延期となったため今回が初めての開催となりました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、人数制限や体調確認など感染防止策を講じながら開催しました。
今回は健康管理部の工藤景子 保健師が、『高齢者の特性と健診について～後期高齢者の問診表からフレイル予防を考えよう～』と題して、フレイルなどの高齢者の特性を把握するため、高齢者の健診で今年度から導入された質問票の内容を解説しました。
質問票には、心の健康状態や食習慣、口腔機能、運動習慣、社会参加など、フレイルの傾向があるかどうかをチェックする10分類の質問があり、高齢者の特性を踏まえて健康状態を総合的に把握する内容となっています。加齢により身体・心の活力が低下した状態であるフレイルは、日々の生活改善により再び健康な状態に戻れるといいます。質問票の結果について保健師から指導・助言を受けることで、健康である期間をより長く過ごすことができるとの解説がありました。具体的なフレイル予防の方法として、唾液の分泌を促して口腔機能を改善させる「口腔体操」や、足腰の筋肉を鍛える簡単なトレーニングなども紹介されました。
介護者・介護予防教室は、介護方法の知識の習得や、高齢者ができるだけ要介護認定を受けず健康でいきいきとした生活を送ることを目指し開催しています。本年度の介護者・介護予防教室の日程や詳細については下記のページをご覧ください。なお、参加には事前予約が必要となります(定員15名)。
次回 9月23日(水)10：00～ 松代公民館
介護予防教室『膝痛予防の心得 ～膝痛の原因と予防体操の実際～』
講師 六川 恒 理学療法士、竹内誠貴 理学療法士
