blog

2020年10月16日

介護予防教室を開催しました(10/7)

介護予防教室を開催しました(10/7)

介護予防教室『身近なものを使った作業活動で認知症を予防しよう』を開催しました。

今回はリハビリテーション部の赤羽柚季枝 作業療法士が、認知症の予防に有効な作業活動を紹介しました。

認知症は、高血圧・糖尿病・肥満など生活習慣病や加齢による活動低下、人との交流や外出頻度の減少などが発症リスクとされています。新型コロナウイルス感染症の影響で、人との関わりや社会活動に制限がかかり、外出頻度も減ることで運動不足や肥満となる傾向が高まっています。これは認知機能の低下につながり、認知症発症の大きなリスクになると解説がありました。

認知症予防のためには、息が軽くはずむ程度の有酸素運動や人と関わる社会活動、手先を使う創作活動が効果的とされています。その中で今回は、新聞紙を使ったエコバッグ作りを紹介し、参加者の皆さんと取り組みました。手は「第二の脳」と呼ばれており、作業工程を考えて実行する過程が脳の働きを活発にします。エコバッグは、二重に貼り付けて筒状にした新聞紙に底を作り、丈夫な取っ手を取り付けて作成しました。参加者の皆さんは講師の説明を聞きながら丁寧に作業を進め、「身近にあるもので便利なバッグができて感激した」「家でもいろいろなサイズのバッグを作ってみたい」と大変好評をいただきました。


介護者・介護予防教室は、介護方法の知識の習得や、高齢者ができるだけ要介護認定を受けず健康でいきいきとした生活を送ることを目指し開催しています。本年度の介護者・介護予防教室の日程や詳細については下記のページをご覧ください。なお、参加には事前予約が必要となります(定員15名)。

次回 10月21日(水)10:00~ 松代公民館
介護予防教室『呼吸方法1つで健康でいきいきとした体つくり』
講師 杵淵 傑 作業療法士

介護予防教室を開催しました(10/7)

お問い合わせ先

JA長野厚生連

長野松代総合病院

〒381-1231

長野県長野市松代町松代183

TEL:026-278-2031

FAX:026-278-9167

お問い合わせ