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2020年11月26日

介護予防教室を開催しました(11/18)

介護予防教室を開催しました(11/18)

介護予防教室『薬の役立つ知識あれこれ』を開催しました。

今回は薬剤部の和智理美 薬剤師から、飲み方など薬の基礎知識とお薬手帳の重要性について、患者さんからよく聞かれる質問をもとに解説しました。

薬はちょうどよい量で効果が出るように用法用量が定められています。飲み方を守らないと薬の効果が強く出るなど思わぬ副作用が出ることがあります。患者さんからよく聞かれる「食前」「食後」「食間」といった飲み方や飲み忘れた場合の対処法などを解説しました。

高齢になるにつれて、数種類の薬を飲む必要がある方や、飲み込みの力が弱まり薬を飲みにくくなったと感じる方は多くいらっしゃいます。そのような方に薬を飲み込みやすくする工夫として、市販のゼリー状の服薬補助飲料を紹介しました。服薬補助飲料は薬の作用に影響がない成分でできており、薬をまとめ、むせることなく服薬することができます。さらに、錠剤を飲み込みにくい方には、同じ成分の粉薬に変更したり、唾液や少量の水で溶ける薬に変更したりする方法もあるそうで、和智薬剤師は「かかりつけ薬局に相談してほしい」と説明しました。

また、お薬手帳の活用についても説明しました。お薬手帳からは薬の名前や飲み方、アレルギーの有無、処方した医療機関名などを知ることができ、複数の医療機関から処方された薬の飲み合わせを確認するために1冊にまとめることが大切です。和智薬剤師は「普段から持ち歩くことで外出先での急病時や災害時などに役立つ」と活用を呼びかけました。


介護者・介護予防教室は、介護方法の知識の習得や、高齢者ができるだけ要介護認定を受けず健康でいきいきとした生活を送ることを目指し開催しています。本年度の介護者・介護予防教室の日程や詳細、参加の際の注意事項については下記のページをご覧ください。なお、参加には前日までの事前申し込みが必要となります(定員15名)。

お申し込み・お問い合わせ
長野市地域包括支援センター 長野松代総合病院
TEL:026-278-2058(直通)

お問い合わせ先

JA長野厚生連

長野松代総合病院

〒381-1231

長野県長野市松代町松代183

TEL:026-278-2031

FAX:026-278-9167

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