2022年11月1日
園芸福祉あんずの会感謝状贈呈式、中庭パティオの花壇の植替えを行いました(10/22)
当院中庭パティオは、2007年よりボランティア『園芸福祉あんずの会』の皆さんにより、これまで15年間にわたって植替え等の管理にご協力いただいています。長年にわたる会の取り組みを称え、会代表の宮澤たつ江さんへ中村裕一統括院長から感謝状が贈呈されました。
中村統括院長は挨拶で、「花壇を眺めている患者さんやご家族を見かけることがあり、皆さんの精神的な回復の助けになっている。病院として、会の気持ちや精神を引き継いで、中庭の手入れを続けていきたい」と、これまでのご協力へ感謝の言葉を述べました。
宮澤さんは、園芸福祉を志し当院での植栽に参加するようになったきっかけについて語り、「家族の協力や理解があり、楽しく一緒にできる仲間がいて、長年続けてくることができた」と話しました。
引き続き、中庭パティオでは、あんずの会の皆さんとJAグリーン長野女性部松代総支部の皆さん、当院職員が花壇の植替えを行いました。
今回の花壇デザインのテーマは“希望の光”です。「私たちは、それぞれ様々なストレスを抱えて生きていると思います。少し心が疲れたら、そっと目を閉じて深呼吸してみませんか？何も考えず、五感を使って自然の音や香りを感じてみるのもよいことです。院内では、ピアノの調べ、美しい風景画、心にしみる水琴の音、そして花たちのハーモニーなどから心の癒しを感じることができます。癒しの力を感じれば、きっと希望の光が差し込むことでしょう。花を愛でることのできる平和な世界が続きますように･･･」という願いを込め、あんずの会の皆さんに花壇の模様をデザインしていただきました。
いくつもの層が重なり合って光が差し込むデザインの花壇とモニュメントの周りの花壇には、寒さに強く冬でも元気に咲く3種類のビオラが200本植えられました。ご来院の際はぜひ中庭の美しい花壇をご覧ください。
園芸福祉あんずの会の皆さん、JAグリーン長野女性部松代総支部の皆さん、いつも美しい花壇づくりにご協力いただきありがとうございます。
花の癒しの力が皆さんに届きますように･･･
