2016年12月16日
第97回長野松代総合病院病診連携研修会(第31回小児初期救急充実研修会)を開催しました
平成28年12月12日(月)、第97回長野松代総合病院病診連携研修会(第31回小児初期救急充実研修会)を開催しました。
今回は、講師として信州大学医学部小児医学教室 教授 中沢洋三先生にお越しいただき、『若手医師の育成と女性医師のキャリアパス~小児医療の現場から~』と題してお話いただきました。
まず長野県の小児医療について、長野県は都市部とは異なり、診断から治療、その後のフォローまで県内で完結できるチームワークの良さがあり、このような魅力を学生や研修医に伝えるワークショップやセミナーを開催し専攻医の獲得に向けた取り組みを行っているというお話がありました。さらに、増加する女性医師についての話題では、実際に出産・育児を経て復帰し活躍されている小児科の女性医師の実例を挙げながら説明していただきました。休職した女性医師が周囲のサポートを受けながら少しずつ勤務に復帰できるように様々な働き方のパターンが用意されており、小児科医それぞれが専門分野を持ってチーム医療で診療をしているというお話に、多くの職員が大変興味深く耳を傾けていました。