2017年8月1日
介護予防教室『しっかり噛んで、おいしく食べよう』を開催しました
平成29年7月26日(水)、介護予防教室『しっかり噛んで、おいしく食べよう』を開催しました。
第5回目の今回は、講師の臼田美穂 歯科衛生士より、口の働きや唾液の役割、入れ歯についての講義が行われました。
口の働きである「食べる」「話す」「呼吸する」「表情をつくる」動きをスムーズに行うためには唾液の分泌が非常に重要ですが、加齢により唾液の分泌が少なくなってくると説明がありました。唾液の分泌を促し、食べ物を噛んだり飲み込んだりしやすくする「唾液腺マッサージ」が紹介され、参加者の皆さんと一緒に実践しました。また、入れ歯についての講義では、手入れ方法や自分の口に合った入れ歯の装着について詳しいお話がありました。
よく噛むことは、脳の働きを活発にするなど全身の健康を維持するために必要です。一生自分の歯で食べられるように歯を常に清潔に保つことの大切さを学ぶことができました。
介護者・介護予防教室は、介護方法の知識の習得や、高齢者ができるだけ要介護認定を受けず健康でいきいきとした生活を送ることを目指し、5月から11月までの毎月2回程度(年12回)開催しています。本年度の介護者・介護予防教室の日程や詳細については下記のページをご覧ください。
次回開催のお知らせ
8月30日(水)10:00~ 松代公民館
介護者教室『高齢者の脱水症は在宅時にも起こりやすい』 講師 生駒さおり 訪問看護師