2017年10月17日
介護予防教室『コレステロールが高いと言われたら その1』を開催しました
平成29年10月11日(水)、介護予防教室『コレステロールが高いと言われたら その1』を開催しました。
第9回目の今回は、栄養管理部 腰原裕之 管理栄養士より、脂質の仲間であるコレステロールについての正しい知識と主な働き、脂質異常症の食事についての講義が行われました。
コレステロールは、体内で細胞膜の成分やホルモン・ビタミンD・胆汁酸の原料となり、私たちの体に必要な栄養素のひとつです。コレステロール値が低すぎると免疫力低下や血管が破れやすくなる危険があり、高すぎると動脈壁に沈着した悪玉コレステロールが動脈硬化、脳梗塞、狭心症などを引き起こします。体内のコレステロールをバランスよく保つために、日常生活の中では禁煙と適度な運動が大切との説明がありました。また食生活については、コレステロール・脂質・食物繊維を多く含む身近な食材が紹介されました。一般的に“体によい”と言われている食材でも食べ過ぎには注意すべきであったり、意外に油が多く含まれていることなどがわかり、参加者の方からは驚きの声が上がっていました。
介護者・介護予防教室は、介護方法の知識の習得や、高齢者ができるだけ要介護認定を受けず健康でいきいきとした生活を送ることを目指し、5月から11月までの毎月2回程度(年12回)開催しています。本年度の介護者・介護予防教室の日程や詳細については下記のページをご覧ください。
次回開催のお知らせ
10月25日(水)10:00~ 松代公民館
介護予防教室『コレステロールが高いと言われたら その2』
※調理実習を行いますので事前申込みが必要です。
講師 腰原 裕之 管理栄養士