2017年11月28日
介護予防教室『自分の体を見つめ直そう その2』を開催しました
平成29年11月22日(水)、介護予防教室『自分の体を見つめ直そう その2』を開催しました。
第12回目となる今回は、講師の半田敬典 理学療法士(リハビリテーション部)より、多くの方が悩みを抱える膝痛について、また足の筋肉を鍛える運動について実演を含めた講義が行われました。
統計調査によると、膝の痛みを抱える人は国内では約3000万人いるとされ、特に65歳以上の女性の3人に1人は、階段の上り下りなど生活に支障をきたしているそうです。膝痛を生じる病気は数多くありますが、その中で「変形性膝関節症」は、加齢により膝関節内の水分を蓄える成分が減り、軟骨のクッション効果が妨げられることで痛みが生じたり、体重・姿勢・運動不足・女性ホルモンの減少などが膝に負担を与えているとの説明がありました。
後半の実演では、足の筋力低下を防ぎ、膝にかかる負担を軽減させる簡単なストレッチと筋力訓練が紹介されました。“どこの筋肉を使っているか”を意識して行うことがポイントで、「運動を継続し筋力維持に努めることが大切」との説明がありました。参加者の皆さんは紹介された運動を積極的に実践していました。
今回の教室が今年度の介護者・介護予防教室の最終回となり、講義の最後には皆勤賞の方の表彰が行われました。今年度も多くの方にご参加いただきありがとうございました。来年度もご参加をお待ちしております。