2012年8月8日
中高生の病院職場体験
今年も多くの高校生や中学生のみなさんが「職場体験」、「ボランティア」を通じて当院を訪れています。
●高校生看護一日体験
7月27日(金)に開催した「高校生看護一日体験」では、看護師への就職を目指す高校生がさまざまな看護体験をしました。
●長野高校ジョブシャドウ
8月1日(水)に開催した「長野高校ジョブシャドウ」では、医療系職種への就職を目指す高校生11名が参加しました。院長や看護師、薬剤師、検査、リハビリ、放射線などの専門家からの仕事の話や実際働いている現場の見学、人形を使った心臓マッサージの模擬体験、血圧の測定、看護補助などの体験学習等、多彩な企画を実施しました。院長との座談会では、参加高校生から「なりたいことと向いていることが違う場合、どのように考えるべきか」との質問がありました。秋月院長は、「なりたいという気持ちを大事にすれば、努力もできるし夢をかなえることもできる」と答えました。参加した高校生からは『院長先生や看護部長さんの話を聞いて医療に携わる仕事で大切なことは「コミュニケーション力」「ディスカッション力」「使命感」「情熱」だと聞いて、なるほどなと思った』『「次の世代へ」というテーマより、次世代を担う若手医師を育てることが一つの大事な活動であることが分かった』「医療は個人単位ではなく、チームで行われているんだと感じた」との感想がありました。医療で働く上での心構えとして大事なことが伝えられた1日となりました。
●中学生職場体験
今年度はこれまでに11名の中学生が職場体験学習を行いました。正面玄関や病棟での患者さんをはじめとする多くの人々との出会いから生まれる感謝や感動を通じて、生徒さんを人間的に成長させてくれたようです。また、実際に仕事を経験することによって、これからの進路を決めるうえでの参考になればと期待しています。
●サマーチャレンジボランティア
今年のサマーチャレンジボランティアはのべ22名の中学生・高校生の参加があります。今年度の目標は、「自分の力でできることを積み重ねて、あなた自身が大きく育つ夏にしよう」です。毎年夏休みの病院ボランティアを通じて子どもたちが大きく成長しています。