2018年2月22日
第30回若穂地域医療懇談会が開催されました
JAグリーン長野若穂地区保健福祉推進委員会・若穂地区住民自治協議会主催の「第30回若穂地域医療懇談会」が2月16日(金)、長野市役所若穂支所で開催されました。
『健康で明るい生活と地域づくり』をテーマに、若穂地域ほか周辺住民を中心に100名以上が参加しました。シンポジウム(公開討論)では、パネリストとして当院と附属若穂病院の職員や地域の介護福祉に携わる方々から、若穂地域の医療・介護の現状、各機関の役割やサービスなどについて報告されました。参加者からは地域医療への要望などが出され活発な意見交換が行われました。
健康講話では、当院歯科口腔外科部長 齋藤 知之医師より、『口腔ケアと全身疾患―口腔細菌と全身疾患の関連―』と題してわかりやすくお話いただきました。歯周病は、脳血管疾患・心疾患・糖尿病・肺炎などのあらゆる病気や手術後合併症の引き金になるといわれており、日頃のうがい・歯磨きだけではなく、口の運動や唾液分泌を促すマッサージにより口腔内を健康に保つことができるとのお話がありました。さらに、定期的に歯科口腔外科でのチェックを受け、口腔内の異常や全身疾患につながる症状を早期発見・早期治療することが重要と述べられました。
このほかアトラクションとして、地域の高齢者施設や海外でも演奏活動を行う“すみさか民謡会”の皆さんによる津軽三味線演奏と民謡が披露されました。「津軽じょんがら節」「中野小唄」「東京音頭」など全9曲が演奏され、会場からは大きな手拍子が巻き起こり盛り上がりをみせていました。