2018年10月2日
介護予防教室『認知症予防のための作業活動 その2』を開催しました(9/26)
介護予防教室『認知症予防のための作業活動 その2』を開催しました。
今回はリハビリテーション部 加瀬優夏 作業療法士より、前回に引き続き認知症予防に関する講義と、空のティッシュボックスを使った「小物入れ」づくりを行いました。
日常生活の中で認知症を予防するためには、「野菜・果物・魚をよく食べる」「有酸素運動を行う」「人と交流する」「文章を書く・読む」などの習慣を日常生活の中で意識して行うことが効果的であると説明がありました。また、「日記をつける」「何品かの料理を同時につくる」「買い物や旅行の計画を立てる」といった行動も、認知症の初期症状を予防するのに役立つそうです。
指先や身体を動かすことは脳への刺激となり、認知症の抑制や発症予防に効果があるということで、後半では身近にある空のティッシュボックスを再利用し、「小物入れ」づくりに取り組みました。切れ込みを入れたティッシュボックスを、“容器”と“ふた”になるように半分に折り曲げ、好きな色の折り紙や和紙で飾り付けました。参加者の皆さんは、周りの方と協力し合ったりおしゃべりを楽しみながら、時間いっぱいまで作業に取り組んでいました。作業後には「難しかったけれどまた家で作ってみたい」「きれいな布で飾りつけてみたい」といった声が聞かれました。
介護者・介護予防教室は、介護方法の知識の習得や、高齢者ができるだけ要介護認定を受けず健康でいきいきとした生活を送ることを目指し、5月から11月までの毎月2回程度(年12回)開催しています。本年度の介護者・介護予防教室の日程や詳細については下記のページをご覧ください。
次回開催のお知らせ
10月10日(水)10:00~ 松代公民館
介護予防教室『食事から学ぶ その1』(講義) ※参加費無料・申し込み不要
講師 倉嶋 麻衣 管理栄養士