2020年10月29日
介護予防教室を開催しました(10/21)
介護予防教室『呼吸法1つで健康でいきいきとした体つくり』を開催しました。
今回はリハビリテーション部の杵淵 傑 作業療法士が、ヨガの呼吸法を行いながらいすに座ったままできる体操「チェアヨガ」を紹介しました。
チェアヨガは、全身のリラックスや脳の活性化、肩こりや腰痛の予防、自律神経の調整に効果があるといわれています。肩の力を抜き、背筋を伸ばして座る基本姿勢をとると自然と胸が開き、楽に呼吸をすることができます。また、チェアヨガでは鼻で5秒かけて息を吸い、5秒かけて鼻から息を吐く鼻呼吸を行います。呼吸に意識を集中させて深く呼吸することにより、生活習慣病予防やうつ病などの症状緩和に効果があるといわれています。
体操の実演では、「猫のポーズ」や「脇腹伸ばし」など、体の筋肉を伸ばしたり関節を柔軟にする体操を紹介しました。それぞれの体操後には目を閉じて呼吸を整える時間も取り、参加者の皆さんはリラックスした様子で取り組んでいました。杵淵作業療法士は「簡単な体操を無理せず楽しく続けることがポイント」と呼びかけていました。
介護者・介護予防教室は、介護方法の知識の習得や、高齢者ができるだけ要介護認定を受けず健康でいきいきとした生活を送ることを目指し開催しています。本年度の介護者・介護予防教室の日程や詳細については下記のページをご覧ください。なお、参加には前日までの事前申し込みが必要となります(定員15名)。
次回 11月11日(水)10:00~ 松代公民館
介護予防教室『災害について考える~早めの避難をしてみてわかったこと~』
講師 土屋恵利子 訪問看護師
お申し込み・お問い合わせ
長野市地域包括支援センター 長野松代総合病院
TEL:026-278-2058(直通)