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2024年7月4日

第39回長野県作業療法学術大会で小渕浩平作業療法士が大会奨励賞を受賞しました(6/23)

第39回長野県作業療法学術大会で小渕浩平作業療法士が大会奨励賞を受賞しました(6/23)

6月23日(日)に松本市で開催された第39回長野県作業療法学術大会で、当院リハビリテーション部職員の小渕浩平 作業療法士が大会奨励賞を受賞しました。

小渕作業療法士は今回の学会で、地域住民と自治体、作業療法士が共に取り組む移動外出支援に関する報告を行いました。免許を返納した高齢者の移動手段についての課題には多くの自治体が取り組んでいます。作業療法士にとって、在宅生活を送る対象者の移動手段は関心ごとで、特に公共交通機関が限られる中山間地域など地方部では、対象者のニーズを踏まえ、それぞれの地域特性に応じた新たなサービスも必要とされています。

研究では、病気や加齢により自動車運転を諦めざるを得ない方々など移動外出が困難な方に対し、住民主体の互助活動というかたちで作業療法士も共に支援を行ってきました。小渕作業療法士は、「長野松代総合病院周辺の地域でも同様の実践ができるよう、今後も医療現場での課題感を地域住民の皆様や自治体の皆様と一緒に検討していければと思う」と、今後の研究の発展について抱負を語りました。

◆受賞演題:『地域住民とつくる互助活動としての移動・外出支援の創出経験からみえた作業療法士の関わりしろ:実践報告』

◆受賞コメント
「演題に関してご指導をいただいた先生方、リハビリテーション部スタッフの支えがあり本表彰を頂くことができました。自動車運転ができなくなった後の移動外出手段をどうするか、社会参加をどうするかといった臨床現場での課題に対し、作業療法士として取り組み始めた内容が、このように表彰されることは大変ありがたく思います。」

第39回長野県作業療法学術大会で小渕浩平作業療法士が大会奨励賞を受賞しました(6/23)

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