
2025年3月5日
第34回若穂地域医療懇談会で当院職員が講演を行いました(2/21)
JAグリーン長野若穂地区保健福祉推進委員会・若穂地区住民自治協議会主催の「第34回若穂地域医療懇談会」が2月21日(金)、長野市役所若穂支所で開催されました。
保健情報の提供として松代保健センター 若穂地区担当保健師より、若穂地区住民の特定健診受診率など健康状況についての報告があり、年一回の健診受診の大切さを呼びかけました。
健康体操では、附属若穂病院リハビリテーション部 里見 謙 作業療法士が「楽しく知ろう認知症」と題し、認知症の予防に有効な“頭を使いながら体を動かす運動”(コグニサイズ)を紹介しました。手の運動に、数を数えながら足でステップを踏む動きを組み合わせたエクササイズなどを参加者の皆さんと行い、楽しみながら挑戦する様子がうかがえました。
健康講話として、歯科口腔外科 小笠原邦茂 部長が「お口を学んで健康寿命をのばそう」をテーマに講演を行いました。加齢により口の機能が衰える“オーラルフレイル”は、噛めないものが増える、むせる、口の中が乾燥するといった症状が徐々に進行します。口の機能の衰えは、体の衰えの始まりでもあることから、健康で自立した日常生活を送るためには「口のささいな衰えに気をつけること」「かかりつけの歯科医院を持つこと」が重要だと強調しました。