2014年5月24日
県警ヘリによる離着陸訓練を行いました
平成26年5月24日(土)、新しいヘリコプターが配備されたことに伴い、長野県警察航空隊による離着陸訓練が行われました。
訓練は松本方面の山岳で滑落した重症患者を当院まで搬送し処置室へ収容するという設定で行われました。当院へ患者収容依頼の連絡が入り、ヘリコプターは松本から15~20分で当院ヘリポートへ着陸しました。一旦着陸したヘリコプターはすぐに離陸態勢に入り、再び離陸する「タッチアンドゴー」という離着陸訓練を行った後、辺りを旋回して再度ヘリポートに着陸しました。ヘリポートに駆けつけた医師と看護師がヘリコプターから仮想患者をストレッチャーへ移乗させ処置室へ運ぶという手順で、緊迫した雰囲気の中訓練が行われました。
当院ヘリポートには主にドクターヘリ(県内2機)、防災ヘリ、県警ヘリが飛来し、救急患者の搬送や他院への転院に利用されています。菅平、黒姫、上田方面からは約10分、松本、佐久方面からは約15分で到着し、山岳等での事故や救急車では難しい場合の緊急搬送に重要な役割を担っています。