
2014年9月18日
第82回長野松代総合病院病診連携研修会を開催しました
9月12日(金)、第82回長野松代総合病院病診連携研修会を開催し、外部の方を含めた約140人が参加しました。今回は、信州大学医学部附属病院 腎臓内科科長・診療教授 上條祐司先生を講師に迎え、『CKD早期治療介入(IgA腎症への扁摘パルス療法を中心に)』について講演していただきました。
血液透析の現状や、慢性腎炎の中でも特にIgA腎症の病因と治療について図表を用いて分かりやすくお話いただきました。また、信州大学医学部附属病院でのIgA腎症の治療実績についてもご紹介いただきました。上條先生は、「早期に治療を開始するには、健康診断や人間ドックで行う検尿の異常を発見することが重要である」と述べられました。質疑応答では当院医師との活発な意見交換がなされ、有意義な研修会となりました。