最新情報
プログラムの目的・特徴
長野県厚生農業協同組合連合会の病院として、開設より70年間地域に密着した医療とともに高度先進医療も積極的に取り入れ、住民の福祉に貢献しています。
その特徴として地域住民の健康増進から疾病予防・早期発見そして、救命救急医療(ヘリポート完備)から高齢者医療・在宅ケアなどを含む総合保健医療まで、幅広く実践しています。 この当院の特徴を最大限生かした初期研修をプログラムに組み込んでいます。 2年間の初期研修中に遭遇する症例は、 通常診療に経験するcommon diseaseから高度救急医療までを網羅しています。 各科領域のプライマリケアにおいては、内科系は、総合診療科から、循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、神経内科、糖尿病代謝疾患、透析、救急までのすべての分野を経験し、 外科系についても、一般外科、整形外科、脳神経外科、麻酔科、救急部などを連結させ研修に組み込んでいます。 小児科、産婦人科、精神科なども地域に密着した診療が経験できます。 また、研修中に行われるカンファレンスなども多様で実践的なものが行なわれています。 厚生労働省で定めた研修基準に基づいてその範囲内において研修医の希望などにも最大限配慮しながら、 将来の進路を考慮した研修ローテーションを確定するなどオーダーメイドのプログラムを作成している点が最大の特徴でもあります。 指導医は、各種専門学会において指導的役割をもつ医師が多く、指導医講習会も定期的に受講しています。
データでみる当院の臨床研修
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長野松代総合病院の医師数
全国的に医師不足といわれていますが、当院の医師は年々増加傾向にあり、現在62名の医師(歯科医師含む)が在籍しています。
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研修医の出身大学
当院では、厚生労働省で定められた研修基準に基づき、研修医の希望にも最大限配慮したオーダーメイドの研修プログラムを作成しています。また、医師や看護師をはじめとしてすべてのスタッフが互いに”顔の見える”関係で、程よい規模の病院です。このような特徴を持つ当院には長野県内外から多くの応募をいただいています。
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研修修了後の進路
初期臨床研修修了後の進路決定については、研修医ひとりひとりの将来を親身に考え、各指導医をはじめ、病院全体でバックアップします。現在までの修了者は引き続き当院での後期研修を選択しているほか、当院の推薦にて信州大、九州大など多くの病院での専門研修に進んでいます。