研修会「医療面接‐がんの告知‐(第2回)」を開催しました

2014年11月4日

平成26年10月20日(月)、研修会「医療面接‐がんの告知‐(第2回)」を開催しました。
第1回と同様に、「がんの告知」という患者さんにとっての「悪い知らせ」をどのように伝えるのが最善なのか、ロールプレイと講演(中田岳成消化器外科統括部長(がんサポートセンター責任者))を通して学びました。初期研修医2名がそれぞれ「悪い態度の医師」「良い態度の医師」役、看護師や事務職員などが患者さんとそのご家族の役になり、「悪い知らせ」を伝える状況のロールプレイを行いました。

研修医からは「どのように相手に分かりやすく伝えるか、今後の診療に活かしたい。」、「相手が理解できる状況作りや言葉遣いの重要性を学んだ。」等の感想があり、患者さんとそのご家族を演じた職員からも「患者側の立場になって、説明の早さによって質問しにくい状況を作ってしまうと実感した。今後も気をつけたい。」、「説明する側の対応で安心感が違うことが分かった。自分も参考にしたい。」等、感想がありました。それぞれ職種や立場は違いますが、病院職員として学ぶことの多い研修となりました。