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2017年9月7日

介護者教室『かくれ脱水について』を開催しました

平成29年8月30日(水)、介護者教室『かくれ脱水について』を開催しました。

第6回目の今回は、講師の訪問看護ステーションまつしろ 生駒さおり看護師より、気づかないうちに体内の水分が不足する高齢者の“かくれ脱水”や熱中症についての講義が行われました。

高齢になると、体内に水分を蓄える筋肉量や体力、喉の渇きを感じる感覚が低下したり、トイレに行く回数を減らすために水分摂取を控える、利尿作用のある薬を服用するなど、様々な原因により気がつかないうちに“かくれ脱水”となっていることが説明されました。“かくれ脱水”を予防するには、「食事の前後や薬の服用時にプラス1杯の水分を摂る」「外出時は水分を持ち歩く」「クーラーや扇風機を積極的に使用する」などの対処法も紹介されました。水分補給は、起床後・日中・食事時・就寝前など時間を決めてこまめに行うことが大切で、暑い夏に限らず、一年を通して脱水にならないためのポイントを学ぶことができました。


介護者・介護予防教室は、介護方法の知識の習得や、高齢者ができるだけ要介護認定を受けず健康でいきいきとした生活を送ることを目指し、5月から11月までの毎月2回程度(年12回)開催しています。本年度の介護者・介護予防教室の日程や詳細については下記のページをご覧ください。

次回開催のお知らせ
9月13日(水)10:00~ 松代公民館
介護予防教室『認知症にならないために身近なものを用いて作業をしよう その1』
講師 和田 成利 作業療法士
※作業を行います(持ち物:割りばし3膳、輪ゴム4個、はさみ、鉛筆、消しゴム)。

介護者教室『かくれ脱水について』を開催しました

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長野松代総合病院

〒381-1231

長野県長野市松代町松代183

TEL:026-278-2031

FAX:026-278-9167

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