看護部通信
2022年5月11日
1ヶ月間の新採用看護職員基礎研修が終了しました(4/28)
今年度は、コロナ禍で各学校での学習が校内実習に切り替わったことを考慮し、4月は感染対策を講じながら臨床現場でのローテーション研修と集合研修を併せて実施しました。
【ローテーション研修の目的】
(1)様々な疾患や属性を持つ患者さんに対する倫理観を踏まえたコミュニケーションを学ぶ
(2)各部署における多職種との連携を知る
(3)清潔ケアを通じて患者さんに直接触れることから、五感(眼・耳・鼻・口・皮膚)をつかって観察することを学ぶ
ローテーションを通じて複数領域の研修、臨床実践能力の獲得を目指しました。
【感想】
・患者さん一人ひとり、清拭の声掛けの場面からコミュニケーションの取り方を学んだ。
・手術を受ける患者さんの術後・回復期の過程だけでなく、医師や麻酔科医師との関わりを学べた。
・栄養士、リハビリ部門の職種とのカンファレンス、コミュニケーションの重要性を学んだ。
・熱が出ているかどうかは、触診ではなく視ることから得る情報も大事だとわかった。
【集合研修の目的】
「自信を持って社会人としての一歩を踏み出す」
研修では、病院組織で行動する指針、看護技術の基礎を学びました。
～主な研修内容～
(1)看護記録 (2)シミュレーション (3)基礎看護技術 (4)医療安全 (5)感染対策 (6)医療機器取り扱い
(7)固定チームナーシングについて (8)看護倫理 (9)心電図の見方 (10)社会人基礎力／カンファレンス
【感想】
・カンファレンスを通じて自分の実施したことを振り返ることができた。また、他の人の意見も聞き、さらにどうしていけばいいか冷静に考えることができた。
・全体研修を通じて病院組織の仕組みや看護技術で取り扱う物品についてよくわかった。
・同期とのつながりを感じることができた。今後も頑張っていきたい。
1ヶ月間のローテーション研修と集合研修を終えていよいよ実践の場になります。仲間を大事にし、それぞれの目標に向かい頑張っていきましょう。
