先輩研修医の声

研修医が主体的にいろいろできる研修

S研修医

長野松代総合病院では、手厚い指導の下、文字通りいろいろなことを経験できます。 上部消化管内視鏡検査や腰椎穿刺、ヘルニア手術の執刀などの日常診療だけでなく、年に1編院内雑誌に寄稿することができ、医学論文を書くといったアカデミックなことも経験できます。 上級医の先生や、コメディカルスタッフなどの雰囲気も良く、非常に働きやすい環境です。 是非一度病院見学に来てください!!

主体的に多くを「身につける」研修

A研修医

各科研修ではありますが、必要な検査や診察は科の垣根を越えて研修でき実際に自分でやることも多いので、専門医研修の前に全身を診る基本スキルを学ぶことができます。 自分の担当する患者さんの全体像を把握し診療計画を立てることは専門性を持った後でも必要不可欠だと思います。 そういった技能・経験を、言葉通り「身につける」ことができるのが、この研修の利点だと思います。 その分、主体性を持たなければ得るものも少ないですが笑。

臨床が充実!論文も書ける!

T研修医

実際研修をして、「臨床がとても充実しているな」と感じています。 救急外来で患者さんの診察を担当するとき、最初は1対1で話すのも結構どきどきしましたが、度胸もついて「とにかくやってみよう!」と思えるようになりました。 論文作成も指導医の先生がしっかり指導してくれます。一冊の本になったときには大きな喜びがありました。
臨床で実力を付けたい方にオススメの病院です!

先輩研修医より

研修1年目を終えて、「数多くある病院の中から初期研修先を長野松代総合病院に決めて本当に良かった」と実感しています。今このページを読まれている方の多くがそうだと思いますが、初期研修病院を決めることは簡単ではありません。なぜならば選択肢が多すぎるからです。大学病院にするか市中病院にするかの選択から始まり、出身大学の関連病院にするのか地元に帰るのか、自分が将来進みたい科を得意とする病院にするか、中には新天地で研修したいというチャレンジ精神に満ちた人もいるかもしれません。そして残念ながら「初期研修なんてどこでやっても変わらない」という人もいるでしょう。でもちょっと待ってください。一流のシェフになりたい人が、不味い定食屋で働いて一流になれると思いますか。一流のレストランで懸命に修業しなければなれないことくらいすぐに理解して頂けるはずです。そしていくら一流のレストランでも、修業する人間が多すぎてなかなかチャンスが回ってこなかったり、見学や雑用だけしかさせてもらえないようではあまり意味がありません。

長野松代総合病院は間違いなく一流の病院です。しかも初期研修医にチャンスを与えてくれます。それは研修2年目から1人で日当直を任されることに表れていると思います。もちろん指導医のバックアップ体制は万全に整っていますのでご安心ください。皆さん、考えてみてください。2次救急まで担当している病院で救急患者さんへのファーストタッチを任されるわけです。研修1年目から来るべき2年目に向けて日々頑張るはずです。ここで例を挙げてみましょう。日中の業務が終わった夜、苦手意識のあった呼吸器内科の勉強を頑張ろうと思って取り組んだその翌日の当直で、喘息持ちの子供が発熱と呼吸困難を訴えて救急外来に連れられて来ます。そんな時、昨夜ちゃんと勉強しておいてよかったと心底思います。逆に勉強不足で適切に対応できない時などは、自分の勉強不足を後悔して次回同じことを絶対に繰り返さないようにしようと努力します。日々このような地道な努力の繰り返しです。

そして一流の病院には教育があります。各科の先生方による救急外来での心得が学べるモーニングレクチャー、内科の先生方による内科必須知識を学べる内科レクチャー、2年目研修医が当直時に経験した入院症例を院長含め皆で振り返って検証する救急事例フィードバックカンファレンス、救急外来での興味深い症例を発表する救急症例カンファレンス、論文を作成して600人余りの職員の前で発表する院内学会など、研修医の教育環境は非常に整っています。

私自身、学生時代は部活に打ち込み勉強は二の次でした。でも目の前の患者さんを助けたいという強い情熱と責任感があれば大丈夫です。もちろん勉強熱心な学生さんも、ぜひ自分の知識が臨床現場で役に立つ喜びを実感しに来てください。

長野松代総合病院に興味を持って頂けたなら、百聞は一見に如かず、自分の五感+第六感で当院の雰囲気を味わってみてください。