2017年9月20日
介護予防教室『認知症にならないために身近なものを用いて作業をしよう その1』を開催しました
平成29年9月13日(水)、介護予防教室『認知症にならないために身近なものを用いて作業をしよう その1』を開催しました。
第7回目の今回は、リハビリテーション部 和田成利 作業療法士より、認知症についての知識・予防に関する講義と、参加者の皆さんで「うちわ」づくりが行われました。
認知症は、老化現象としての物忘れとは異なり、例えば食事を取ったことや人との約束などを忘れたり、時間・場所がわからなくなるなど生活に徐々に支障をきたしていきます。認知症を予防するには、生活習慣の改善はもちろん、頭を使う家事や趣味(特に物を作る作業)、人との交流は脳を活性化させるのに効果的との説明がありました。
後半は、身近にある材料を使って扇形のうちわを作りました。参加者の皆さんは、型に沿って切り取った画用紙に色鉛筆・クレヨン・筆ペンなどで丁寧に絵や文字を書き、オリジナルのうちわを作りました。秋にちなんだ絵や六文銭などが描かれ、どれも立派な作品が出来上がりました。参加者の皆さんは他の方と協力し合ったり、会話を楽しみながら作業に取り組まれていました。
介護者・介護予防教室は、介護方法の知識の習得や、高齢者ができるだけ要介護認定を受けず健康でいきいきとした生活を送ることを目指し、5月から11月までの毎月2回程度(年12回)開催しています。本年度の介護者・介護予防教室の日程や詳細については下記のページをご覧ください。
次回開催のお知らせ
9月27日(水)10:00~ 松代公民館
介護予防教室『認知症にならないために身近なものを用いて作業をしよう その2』
講師 徳武 耀平 作業療法士
※作業を行います(持ち物:ペン、定規、はさみ)。