
2018年9月18日
介護予防教室『認知症予防のための作業活動 その1』を開催しました(9/12)
介護予防教室『認知症予防のための作業活動 その1』を開催しました。
今回は、講師のリハビリテーション部 大西園子 作業療法士より、認知症についての講義とダンボールと毛糸を使ったコースター作りを行いました。
まず、認知症についての講義では、認知症と加齢によるもの忘れの違いについて「加齢によるもの忘れは自分でもの忘れしたことを自覚できるが、認知症になるともの忘れしていることが自覚できない」と説明がありました。
次に、ダンボールと毛糸を使ってコースター作りを行いました。脳を鍛えるには楽しくおしゃべりをしながら手や指先を動かすと効果的だそうです。まずダンボールで織り機を作成し、縦に毛糸を張って横から毛糸を通して編んでいきます。毛糸の色を途中で変えることでカラフルな作品にすることも可能です。参加者の皆さんは、楽しそうに話しながらも細かな作業の時には真剣な表情になり、グループの方々と協力しながら作業に取り組んでいました。「自宅に帰ってからもやりたい」といった声が多く聞かれ、とても楽しい介護予防教室となりました。
介護者・介護予防教室は、介護方法の知識の習得や、高齢者ができるだけ要介護認定を受けず健康でいきいきとした生活を送ることを目指し、5月から11月までの毎月2回程度(年12回)開催しています。本年度の介護者・介護予防教室の日程や詳細については下記のページをご覧ください。
次回開催のお知らせ
9月26日(水)10:00~ 松代公民館
介護予防教室『認知症予防のための作業活動 その2』
講師 加瀬 優夏 作業療法士
※持ち物:空のティッシュボックス、はさみ、ペン、定規