当院について

統括院長挨拶

JA長野厚生連長野松代総合病院 統括院長 瀧澤勉

1952年に「松代病院」として開設された長野県厚生農業協同組合連合会(JA長野厚生連)長野松代総合病院は2022年に70周年、古希を迎えました。71年目の新たな年に長野松代総合病院事業所長、統括院長を拝命いたしました。

長野松代総合病院統括事業所は、長野松代総合病院本院(365床)、附属若穂病院(120床)の総計485床の2病院と、附属ちくま診療所、JAビル診療所の2診療所ならびに長野PET・画像診断センターの共同運営を行っております。当事業所は職員数870余名を擁する、長野市南部から千曲市・坂城町にかけての公的病院として発展してきました。

本院は、免震構造の本館が2005年に竣工しました。健康管理センター、中央手術部の近代化も完了し、エネルギー棟のリニューアル、さらにHCU病棟の増床工事を行いました。また3年前からの新型コロナウイルス感染症に対し、感染症病床の施設整備などを行い、感染拡大時には12床まで増床し患者さんの治療を行ってきました。

附属若穂病院は、本院や他の急性期病院から、病状が安定したあとも継続的な療養を必要とする患者さんの入院を受け入れています。事業所全体で急性期から慢性期まで対応できる体制となっております。

当事業所に与えられた使命は、1.地域に根差した安全で良質な医療の提供、2.高度な専門医療のさらなる展開、3.厚生連の設立以来の基本である検診活動を通じての疾病予防、4.病診連携を基盤とした地域包括医療の継続発展、5.教育研修病院として次の世代の医療人を育成することであり、地域に信頼され愛される病院としてさらに発展する努力が必要と考えています。

私は1993年に当院に整形外科医として赴任し、30年間にわたり上肢の疾患を中心に診療を行ってきました。今後も継続して整形外科診療を行い、さらに事業所運営というプレイングマネジャーとしての役割も果たすよう努力してまいります。

地域の皆さまのご支援、ご協力をいただきながら、スタッフとともに安全で良質な医療を提供し、地域に根差した事業所の実現を目指し努力してまいります。よろしくお願いいたします。

院長挨拶

JA長野厚生連長野松代総合病院 院長 宮原隆成

この度2023年4月1日に瀧澤勉前院長の後任として、長野松代総合病院本院院長を拝命いたしました。

当院は1952年(昭和27年)に開院し、2022年に70周年を迎えました。長野市南部から千曲市・坂城町を中心に、地域医療の要として高度急性期医療から在宅医療まで担ってきたと自負しております。 また長野医療圏における第二種感染症指定医療機関として、新型コロナウイルス感染症にも対応してまいりました。 当院ではこれまでに新型コロナウイルス感染症の診療として、600人弱の入院と4,000人以上の外来の患者さんに対応してまいりました。

私は2006年に呼吸器内科医師として当院に赴任し、今年で17年目となります。 2012年からは副院長も務めてまいりました。日本では超高齢化社会の波が押し寄せています。 この松代地区はそれに先立って、人口減少が顕著です。初めてこの松代地区に居を構えてから現在まで、街の変わりゆく姿を目の当たりにし、時代の流れを感じて少し寂しい気もしています。 2005年には長野松代総合病院本院の新病棟が完成しました。 ここまで発展し歩んでこられたのも、私たち医療従事者と患者さんとの間の築き上げてきた強い信頼関係があってこそと思います。

新型コロナウイルス感染症第8波もようやく終息の兆しが見えてきました。 まん延期には受診をためらわれていた方もいらっしゃるかもしれません。 当院では、患者さんが安心して受診していただけるように引き続き感染対策を行い、これまで以上に皆さんの健康維持に誠心誠意努めてまいります。

お問い合わせ先

JA長野厚生連

長野松代総合病院

〒381-1231

長野県長野市松代町松代183

TEL:026-278-2031

FAX:026-278-9167

お問い合わせ