整形外科後期研修医ダイジェスト

出稽古編

私たちのフィールドは病院内だけではありません。院長の人脈や信州大学との連携を通じて、他の医療機関に出向して期間限定で研修を受けたり、強力なコネがなければ研修できないような人気病院に国内留学に出たりすることも可能です。これまでの実績もあります。

また、私(松永)とともに象山ダッシュなどを楽しむことができます。象山とは松代病院から徒歩で約8分のところにある標高476mの小山のことです。病院を出て真田公園と旧真田邸の横を通過し、松代藩文武館の前を通って神田川に沿ってしばらく歩くと、象山登山口が見えてきます。ちなみにこの川は東京の神田川と同名ですが、夏には蛍も飛び交うきれいな川です。毎年夏になると住民総出の川掃除があるので、私は神田川というとあの名曲よりも川掃除の方を思い浮かべます。象山ダッシュとは、整形外科医にとっては心技体いずれも大切であるという信念の下、この山をダッシュで駆け上がるという荒稽古です。一流の整形外科医を目指すのであれば、登山口から山頂まで8分は切って欲しいですね。途中で何カ所か「今度こそ山頂か?」と思わせる雰囲気のところがあり、その都度がっかりさせられますが、最後は「象山山頂」の立て札が現れます。夏になると鬱蒼と草が生い茂り、スズメバチが攻撃的になるので、おすすめは山頂の山桜がきれいに咲き乱れる春先になろうかと思います。

ところで、象山の山麓には多くの観光名所があります。その中でもやはり一度は訪れて欲しいのが、太平洋戦争の悲しい歴史を今に伝える象山地下壕です。太平洋戦争末期、日本軍総司令部は来るべき玉砕覚悟の本土決戦に備えてこの地に大本営を築こうとしました。多くの人が犠牲になりました。いつも厳粛な気持ちにさせられます。この他にも、神田川に沿うように離山神社・象山神社・象山記念館・山寺常山邸・竹山稲荷・恵明寺などが軒を連ねています。

桜といえば、松代城趾(海津城趾)も外せません。病院を出てすぐ目の前にある真田公園と真田宝物館(徒歩1分)の前を通り、その隣に並ぶ松代物産館・樽寿司・池田満寿夫美術館(徒歩2分)・「栗強飯」が人気の竹風堂の前を通り過ぎると、病院から徒歩3分で松代城趾に着きます。春先はライトアップされた桜が美しく、城内へも夜遅くまで無料で入場できます。

出稽古といえば、やはり最後は夜の出稽古でしょうか。忙しい中にあっても、オフの時間をしっかり楽しむことも、医師のたしなみです。よく働き、よく遊ぶのが、秋月道場のモットーです(私の勝手な思い違いか?)。松代町内には魅力的な飲食店が多数あります。ただし、倫理上の観点から、町内の居酒屋などに職場の同僚で行くことは自粛が求められています。したがって、バイパス(病院と長野駅の中間地点にある新興繁華街)や長野駅前まで遠征することになりますが、そちらにも魅力的なお店が多数あります。いうまでもなく、遠征先でも患者さんの個人情報や同業者のうわさ話を酒の肴にするのは厳禁です。酒の席では仕事のことは忘れてもらって、翌日の診療業務に支障を来さない程度にエンジョイして下さい。

登山口まで病院から徒歩8分ほどの象山
象山の左側には先述のパワースポット皆神山
松代藩文武学校
旧白井家表門
病院裏手にある真田公園と旧真田邸
夏には蛍も飛び交う清流・神田川
神田川沿いに歩いていると象山登山口
象山中腹から眺める松代病院
象山中腹にある休憩所
ひたすら急峻な“けもの道”を駆け上がります
隠れた桜の名所・象山山頂前広場
山頂付近から眺める松代病院
ようやく山頂に到着
山頂から眺める善光寺平
独特の迫力がある離山神社
象山記念館
佐久間象山先生を祀る象山神社
無料で見学できる山寺常山邸
幾重にも並ぶ鳥居が伏見稲荷を思わせる竹山稲荷
そのすぐ隣に象山恵明寺
象山地下壕
その隣に地下壕の資料館
病院から見下ろす真田公園(赤い屋根は公民館)
その松代公民館近影(歴史資料展示あり)
徒歩1分で松代宝物館
宝物館の隣は松代物産館
物産館の隣はすし屋さん
すし屋の隣は池田満寿夫美術館
池田満寿夫を冠するだけに洒落た建造物
池田美術館に併設の竹風堂
病院から徒歩3分で松代城趾
真田一族の城でもあった別名・海津城
城趾から病院を見ると、こんな位置関係
逆に病院屋上から見た松代城趾