肥満症治療薬「ウゴービ」

肥満症治療薬「ウゴービ」とは
皮下注射

2024年2月22日より肥満症治療薬である「ウゴービ」が保険適用となり、当院ダイエット科でも処方を行っています。 ウゴービは、糖尿病治療薬の「オゼンピック」「リベルサス」と同成分で、セマグルチドを主成分としたGLP-1受容体作動薬に分類され、0.25mg~2.4mgまでの5段階があり、週1回の皮下注射をします。

wegovy
(写真提供:ノボ ノルディスク ファーマ(株))

「ウゴービ」の効果

オゼンピックとウゴービの有効成分は同じですが、オゼンピックの最大投与量が1.0mgなのに対して、ウゴービは最大2.4mgの投与が可能になっています。 オゼンピックは糖尿病治療薬として有名で体重減少効果がありますが、同じセマグルチドを使って、オゼンピックの最大2.4倍を投与することができるので、食欲抑制効果や胃の蠕動運動を抑える効果がより大きくなります。 その結果、肥満に対して非常に効果があるのです。

ウゴービは食事療法等と合わせれば、週1回の投与を68週間行うことで、平均15%前後の減量効果が示されています。 これは100kgだとしたら15kgの減量になります。これまで、これほどの体重減少効果のある薬はなく、非常に期待できる薬です。

ウゴービ2.4mg投与による体重変化率の推移
ウゴービ2.4mg投与による体重変化率の推移
(ウゴービ皮下注 臨床試験STEP-1試験より引用、改変)

対象となる患者さん

ウゴービの保険適用の条件は非常に厳しくなっています。 ウゴービは高血圧、脂質異常症または2 型糖尿病のいずれかに対し内服治療中であることが必須で、さらに以下のいずれかの条件を満たす場合に使用できます。

また、投与できるのは専門医がいる施設に限られますが、当院では肥満症専門医が常勤していますので投与可能です。 さらに、ウゴービを処方する施設において、食事療法などの肥満症治療を6ヶ月以上実施しても、十分な効果が得られない場合にのみウゴービを処方できるということも条件に加わっています。

ダイエット

ダイエット入院についての詳細は、以下をご覧ください。

ダイエット外来・入院

スタッフ紹介
  • 前川 智
    • ダイエット科部長
    • 消化器内科部長
    前川 智
    • 2001年医師免許取得
    • 日本肥満学会肥満症専門医・指導医・評議員
    • 日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医・指導医・学術評議員・甲信越支部評議員
    • 胃内バルーン輸入許可証取得医
    • 日本抗加齢医学会専門医
    • 日本内科学会総合内科専門医・内科指導医
    • 日本消化器病学会消化器病専門医・指導医・甲信越支部評議員
    • 日本消化管学会胃腸科認定医・専門医・指導医
    • 日本肝臓学会肝臓専門医・指導医
    • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
    • 医学博士(産業医科大学)
お問い合わせ

JA長野厚生連 長野松代総合病院 ダイエット科
TEL:026-278-2031(代表)

以下の入力フォームからもお問い合わせいただけます。

ダイエット科お問い合わせ
※当日のキャンセルはご遠慮ください。

前川医師の著書・監修本
前川医師の連載記事
メディア・講演活動 等
お問い合わせ先

JA長野厚生連

長野松代総合病院

〒381-1231

長野県長野市松代町松代183

TEL:026-278-2031

FAX:026-278-9167

お問い合わせ