心療内科・精神科
診療科紹介
総合病院の心療内科・精神科として、うつ病、パニック障害、認知症など多様な心の病を対象として診断・治療を行うとともに、他科との連携によるコンサルテーション・リエゾン活動を行い、全人的医療を実践いたします。
対象疾患
軽症・中等症うつ病、パニック障害、不安障害、身体表現性障害、認知症など
診療の特色
心療内科・精神科の疾患を診断する際には、器質的病変による疾患を鑑別する必要があります。 そのため、初診時には、背景としての生活史や性格などを詳しくお聞きするとともに血液検査や画像検査などを実施し、器質的疾患の鑑別を行います。 その上で、生活に支障を来たす程の強い抑うつ気分や不安・緊張、あるいは食欲不振、頭痛、パニック発作などの症状に対して、精神療法および必要時には睡眠薬や精神安定剤などを用いた薬物療法を実施致します。 また、器質的疾患や身体疾患に伴い出現している精神症状については、他科と連携して診療致します。 いずれの診断であっても、「その人らしさ」を取り戻すことを基本理念とし、謙虚さを忘れず、納得のいく医療を提供できるように努力して参ります。
また、「登録精神腫瘍医」として、がん患者さんとそのご家族の精神心理的な苦痛の軽減と療養生活の質の向上を目的に、薬物療法を行うだけではなく、がんに関する悩みについてのご相談をお受けしています。他では話せない思いや辛さをお話しいただき、こころのケアを受けられる場所を提供してまいります。
※がん患者さんとご家族のこころのサポートについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
診療体制
常勤医師1名、非常勤医師1名で外来診察のみを行っています。診療は完全予約制のため、お電話でご予約ください。 患者さんをご紹介いただく際は事前に病診連携担当までご連絡ください。
診療最前線
-
長野松代総合病院だより 第131号(2024年春号)
- うつ病
- 適応障害
- 睡眠障害
スタッフ紹介
-
- 心療内科・精神科部長
- 1989年医師免許取得
- 精神保健指定医
- 日本サイコオンコロジー学会登録精神腫瘍医
-
- 心療内科・精神科医師 (非常勤)
- 元長野松代総合病院 心療内科部長
- 1989年医師免許取得
- 日本精神神経学会専門医
- 日本心身医学会専門医
- 日本東洋医学会専門医