リウマチ科
診療科紹介
リウマチ科では関節リウマチ、膠原病、痛風、骨粗鬆症などの炎症性疾患や代謝性疾患の治療を担当しています。 特に関節リウマチにおいては、病状や年齢に応じて、最も適切な生物学的製剤や抗リウマチ薬(DMARDs)を選択できるように、患者さんと一緒に検討することを心がけています。 また、当科では診断や薬物療法だけでなく関節変形が生じた場合には外科的治療を行うことで、リウマチ性疾患に対して一貫した治療が可能です。
診療方針
リウマチ性疾患は関節だけでなく、肺、皮膚、腎臓、肝臓、血液などの全身に病変が起こりうるため、整形外科、内科、リハビリテーション科などの多方面の協力により診療を行っています。
得意分野
関節リウマチの薬物療法はDMARDsの使用だけでなく、生物学的製剤による治療も行っています。 また、関節変形に対しては、人工股関節置換術、人工膝関節置換術、人工肘関節置換術、足関節固定術、手関節形成術、前足部形成術などを、最善の時期に行うことで、患者さんの生活レベル維持に配慮しています。痛風は日本痛風研究会、痛風友の会認定の痛風協力医療機関(長野県内唯一)として、食生活などを指導するとともに、適切な治療に努めています。骨粗鬆症に対しても、最新の機器で骨密度測定を行うとともに、骨代謝マーカーなどを測定しています。それらの情報を基に、ビスフォスフォネート、SERM、副甲状腺ホルモン製剤などから、個々の患者さんに応じた治療を行っています。
また、骨粗鬆症に由来する骨折に対しては、早期離床や早期機能訓練が行える治療法を選択して、患者さんの生活レベルの維持を目標としています。
診療実績
2022年度
- 生物学的製剤治療:71例
診療体制
日本リウマチ学会指導医1名、専門医5名で診療を行います。
スタッフ紹介
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- リウマチ科部長 (統括院長)
- 1986年医師免許取得
- 日本リウマチ学会リウマチ専門医・指導医
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- リウマチ科部長 (診療部長)
- 1990年医師免許取得
- 日本内科学会総合内科専門医・内科指導医
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- リウマチ科部長
- 1998年医師免許取得
- 日本リウマチ学会リウマチ専門医
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- リウマチ科部長
- 2006年医師免許取得
- 日本リウマチ学会リウマチ専門医
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- リウマチ科医師 (非常勤)
- 元長野松代総合病院 リウマチ科統括部長
- 信州大学医学部附属病院 リハビリテーション科診療部長(併)教授
- 1992年医師免許取得
- 日本リウマチ学会リウマチ指導医・専門医
- 日本整形外科学会認定リウマチ医
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- リウマチ科医師 (非常勤)
- 元長野松代総合病院 脊椎・整形外科部長
- 1990年医師免許取得
- 日本リウマチ学会リウマチ専門医
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- リウマチ科医師 (非常勤)
- 元長野松代総合病院 整形外科医長
- 1998年医師免許取得
- 日本リウマチ学会リウマチ専門医