皮膚科・アレルギー科
診療科紹介
皮膚疾患全般を対象に、特に乾癬および乾癬性関節炎・アレルギー性皮膚疾患の治療に力を入れています。 創傷治療についても、早期から“うるおい治療"を手がけ、高い評価を得ています。
対象疾患
乾癬および乾癬性関節炎、アレルギー性皮膚疾患(蕁麻疹・アトピー性皮膚炎など)、軽度の熱傷や創傷など
診療の特色
- 乾癬および乾癬性関節炎の治療
- デュピルマブ(デュピクセント®)によるアトピー性皮膚炎の治療
- 掌蹠膿疱症
- 小児アトピー性皮膚炎に対する治療選択肢が増えました
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アレルギー性皮膚疾患
アレルギー性皮膚疾患の病状緩和を目指した治療を積極的に行っております。 検査についても、プリックテストなどの皮膚テストから内服・注射の負荷試験まで行い、原因究明に努めています。 アトピー性皮膚炎に対するデュピルマブによる治療もすすめています。 -
特発性じんま疹
抗ヒトIgEモノクローナル抗体であるオマリズマブによる治療を積極的に行っており、高い効果を得ています。 -
アナフィラキシー
食物やハチによるアナフィラキシーについての原因検索も行っており、必要な場合はエピペンの処方も行っています。 -
皮膚腫瘍の診断および治療
皮膚腫瘍についても遠慮なくご相談ください。悪性が疑われる場合は、必要に応じてCTやMRIなどでの追加検索も行い、形成外科あるいは信州大学と連携して治療にあたります。 -
創傷の早期治療
創傷については、様々な治療材料を駆使し治療にあたります。熱傷や褥瘡など、範囲が広かったり深かったりする場合は、形成外科と連携して治療を行います。
診療実績
2023年度
乾癬の生物学的製剤による治療 | 111例 |
乾癬などに対するナローバンドUVB治療 | 584件 |
プリック/パッチテストなどのアレルギー検査 | 30件 |
エピペン処方 | 35件 |
診療体制
常勤医師1名と非常勤医師1名で診療を行っています。
診療最前線
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長野松代総合病院だより 第90号(2014年1月15日発行)
- 乾癬のバイオ製剤治療
- アレルギーの診断と治療
- 創傷治療
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長野松代総合病院だより 第118号(2021年1月1日発行)
- 皮膚科・アレルギー科 最近のトピックス
- 尋常性乾癬(かんせん)および乾癬性関節炎
- 掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)および掌蹠膿疱症性骨関節炎
- アトピー性皮膚炎
知っておきたい診療技術
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長野松代総合病院だより 第129号(2023年秋号)
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帯状疱疹について
- なぜ帯状疱疹になるのか?
- 帯状疱疹の症状
- 帯状疱疹後神経痛とは?
- 帯状疱疹の治療について
- 帯状疱疹の予防について
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帯状疱疹について
スタッフ紹介
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- 皮膚科・アレルギー科部長 (診療部長)
- 1988年医師免許取得
- 日本皮膚科学会専門医
- 信州大学医学部臨床教授
- 医学博士(信州大学)
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- 皮膚科・アレルギー科医師 (非常勤)
- 2022年医師免許取得
- 信州大学皮膚科