リハビリテーション科
診療科紹介
日本リハビリテーション医学会研修施設として認定を受け、1人の指導医が常勤しています。理学療法・作業療法・言語療法があり、急性期から在宅まで幅広いリハビリテーションを実施しています。
診療の特色
運動器疾患リハビリテーション
運動機能の状態を機器により定量的に評価し、手術前及び手術後も継続してその変化を評価し、個々の状態に合わせた運動療法を実施して早期退院、早期社会復帰・スポーツ復帰を目指し、長期的で適切な指導を行っています。
脳血管疾患等リハビリテーション
入院から24時間以内にリハビリテーションを開始し、安静臥床による合併症を予防して早期回復を目指しています。
呼吸器等リハビリテーション
慢性呼吸器疾患の急性増悪、誤嚥性肺炎等の急性呼吸器疾患の呼吸訓練を実施し、早期離床と早期退院を目指しています。 また、外科的手術前後の呼吸リハビリテーションにより手術による肺合併症を予防し、早期離床を促しています。
心大血管リハビリテーション
心疾患による運動負荷制限に合わせた個別プログラムにより、早期社会復帰を目指しています。
がんのリハビリテーション
がんの進行等に合わせ、予防的・回復的・維持的・緩和的リハビリテーションを実施しています。
摂食・嚥下療法
言語聴覚士により様々な疾患による摂食嚥下障害に対応しています。
訪問リハビリテーション
3人の専任者による訪問リハビリテーションを実施しています。
回復期リハビリテーション
在宅および社会生活への復帰を目標に、多職種による包括的リハビリテーションを提供しています。
主な機器
- 筋力測定器 : サイベックスNORM、アイソフォースGT-330、COMBIT CB-Z
- 床反力計 : フォースプレートMG-1090
- 下肢加重検査 : GAIT VIEW
- 膝前十字靭帯機能評価 : Knee Lax
- 三次元動作分析 : ローカス3D MA3000
- 反重力トレッドミル : AlterG
- 随意運動介助型電気刺激装置 : IVES®
- 干渉電流型低周波治療 : ジェントルスティム
- 自動車運転能力評価 : Hondaセーフティナビ
おもな取り組み
2023年度の年間実施延べ人数は、理学療法 69,085人、作業療法 36,471人、言語療法 14,131人です。
診療体制
日本リハビリテーション医学会指導医・専門医1名、リハビリテーション科医師3名、理学療法士54名、作業療法士28名、言語聴覚士10名で診療を行っています。
認定・資格
- 登録理学療法士 16名
- 認定理学療法士 12名(運動器5名、脳卒中2名、地域3名、代謝1名、管理・運営1名)
- 認定作業療法士 1名
- 専門作業療法士(脳血管疾患) 1名
- 介護支援専門員 4名
- LSVT® 1名
- 地域ケア会議推進リーダー 5名
- 地域包括ケア推進リーダー 5名
- 介護予防推進リーダー 9名
- フレイル対策推進マネジャー 7名
- 臨床実習指導者講習会修了者 25名
- 協会指定管理者(上級) 4名
- 呼吸療法認定士 13名
- 福祉住環境コーディネーター 8名(1級1名、2級5名、3級2名)
- 保健医療学(修士) 1名
- 車いす安全整備士 1名
- BLSプロバイダー 13名
- 転倒予防指導士 1名
- 認定訪問療法士 1名
- 生活行為向上リハ研修修了者 1名
- 離床プレアドバイザー 1名
- 日本糖尿病療養指導士 2名
- 認知症ケア専門士 1名
- 赤十字救急法救急員 1名
- 生活行為向上マネジメント指導者 1名
- 生活行為向上マネジメント研修修了者 3名
- SW-test受講修了者 11名
- カラーコーディネーター(3級) 1名
- 家庭看護技術(1級) 1名
- がんリハビリテーション研修会修了者 12名
- アンビリヨガインストラクター 1名
- NSCA-CSCS 1名
健康ガイド
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冬の歩き方のコツを理解して転倒を予防しよう(長野松代総合病院だより 第134号)
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住環境を見直して、転倒を予防しよう(長野松代総合病院だより 第132号)
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口を鍛えて飲み込みの力の低下を予防しよう(長野松代総合病院だより 第130号)
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QOL の低下を予防し、いきいきとした生活を送ろう(長野松代総合病院だより 第128号)
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認知機能の低下を予防しよう
(長野松代総合病院だより 第126号)
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健康二次被害を予防しよう (2)
(長野松代総合病院だより 第124号)
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健康二次被害を予防しよう
(長野松代総合病院だより 第120号)
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ラテラルスクワット
(長野松代総合病院だより 第118号)
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誤嚥性肺炎の予防
(長野松代総合病院だより 第116号)
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猫背の改善
(長野松代総合病院だより 第114号)
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腹式呼吸
(長野松代総合病院だより 第112号)
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骨盤底筋運動
(長野松代総合病院だより 第110号)
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手指の体操
(長野松代総合病院だより 第107号)
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足趾の力をつける
(長野松代総合病院だより 第105号)
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インターバル歩行
(長野松代総合病院だより 第103号)
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大腿四頭筋の力をつける
(長野松代総合病院だより 第101号)
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足裏のコンディショニング
(長野松代総合病院だより 第100号)
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腰痛体操2
(長野松代総合病院だより 第97号)
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腰痛体操
(長野松代総合病院だより 第96号)
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肩の体操
(長野松代総合病院だより 第93号)
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足の力をつける
(長野松代総合病院だより 第92号)
おうちでできる健康管理 ~運動編~
自宅で簡単にできる運動をご紹介します。動画を参考に運動を行ってみましょう。
*『長野松代総合病院だより 第116号』(2020年7月1日発行)に掲載しています。
職員の研究活動・地域支援事業
- [blog] 第39回長野県作業療法学術大会で小渕浩平作業療法士が大会奨励賞を受賞しました
- [blog] 小渕浩平作業療法士が学術誌『作業療法』の最優秀論文賞を受賞しました
- [blog] リハビリテーション部職員による地域活動報告
スタッフ紹介
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- リハビリテーション科部長(統括院長)
- 1986年医師免許取得
- 日本リハビリテーション医学会専門医・指導医、認定臨床医
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- リハビリテーション科部長
- 1996年医師免許取得
- 日本整形外科学会運動器リハビリテーション医
- 日本リハビリテーション医学会認定臨床医
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- リハビリテーション科部長
- 1998年医師免許取得
- 日本整形外科学会運動器リハビリテーション医
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- リハビリテーション科部長
- 2004年医師免許取得
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- 心臓リハビリテーション部門長
- 1982年医師免許取得
- 日本心臓リハビリテーション学会心臓リハビリテーション指導士
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- リハビリテーション部技師長 (理学療法士)