がんサポートセンター
診療科紹介
より安心で質の高いがん医療を目指し、外科治療、化学療法、緩和療法を受けるすべてのがん患者さんを対象に、医師、歯科医師、看護師、薬剤師、理学療法士、医療ソーシャルワーカー(MSW)などがチーム体制をとる「がんサポートセンター」を設置しました。 がん患者さん、およびそのご家族を、多職種によるチームが様々な方向から支援しております。 2018年度より、新たに「緩和ケアチーム」を設置し、体制を強化しております。
対象疾患
脳腫瘍、咽頭癌、甲状腺癌、乳癌、肺癌、胃癌、大腸癌、肝癌、膵癌、胆道癌、腎癌、子宮癌、卵巣癌など、当院で対応可能なすべての癌腫。
診療の特色
化学療法治療中の副作用に対する支援
がん化学療法認定看護師、皮膚・排泄ケア認定看護師、薬剤師が化学療法に伴う副作用についての相談窓口となり、対処方法などを提案しております。
栄養相談、栄養指導、口腔ケア
管理栄養士が化学療法中の食欲不振、消化器症状(吐気、口内炎など)に対応できる食事療法を提案しています。 化学療法などでの入院中の食事提供に関しては、患者さんごと嗜好に合わせた食事メニューにも柔軟に対応しております。
また、手術前、化学療法開始前などに歯科口腔外科による口腔ケアを行い、肺炎などの合併症発生低下に取り組んでいます。
リハビリテーション
手術や治療中に起こってしまった、基本的動作能力・日常生活動作能力の低下などの回復を目的に行われる回復的リハビリ、病気の進行により機能を低下させず、出来るだけ自立した生活が送れるよう現在の状態を維持する目的に行われる維持的リハビリ、全身的倦怠感に対する軽い運動や、苦痛を伴う症状の緩和を目的に行われる緩和的リハビリを行っています。
緩和ケア
担当医師、心療内科・精神科医師、緩和ケア認定看護師、がん性疼痛看護認定看護師を中心に、薬剤師、理学療法士など多職種が協働し、がんによる痛み、苦しみ、息苦しさなどの身体的症状や、不安、抑うつなどの精神的症状を和らげる支援を行っています。
地域医療連携
がん治療に関する社会福祉資源のことや、医療費控除のこと、在宅で受けられる医療・生活支援サービスについての相談窓口になります。
終末期医療を在宅で希望される患者さんに対して、在宅での療養を支援します。
セカンドオピニオン
がん治療に関するセカンドオピニオンは病診連携担当を窓口として受け付けております。
診療体制
医師、各種認定看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、MSWなど多職種によるチームで診療を行っています。チーム内で連携をとり、担当する専門家が患者さんのところへ伺います。
スタッフ紹介
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- がんサポートセンター責任者
- 1997年医師免許取得
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- がんサポートセンター医師 (院長)
- 1988年医師免許取得
- 肺がんCT検診認定医師
- 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
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- がんサポートセンター医師 (副院長)
- 1993年医師免許取得
- 消化器がん外科治療認定医
- 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
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- がんサポートセンター医師 (副院長)
- 1991年医師免許取得
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- がんサポートセンター医師
- 1989年医師免許取得
- 日本サイコオンコロジー学会登録精神腫瘍医
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- がんサポートセンター医師
- 1996年医師免許取得
- 肺がんCT検診認定医師
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- がんサポートセンター歯科医師
- 2009年歯科医師免許取得
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- 緩和ケア認定看護師
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- がん化学療法認定看護師
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- 皮膚・排泄ケア認定看護師
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- 皮膚・排泄ケア認定看護師
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- がん性疼痛看護認定看護師
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- 訪問看護ステーション所長
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- 薬剤師
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- 管理栄養士
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- 理学療法士
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- 医療ソーシャルワーカー(MSW)