耳鼻咽喉科
診療科紹介
耳鼻咽喉科一般(難聴、めまい、中耳炎、鼻アレルギー、副鼻腔炎、扁桃炎、声のかすれ、声帯ポリープなど)について、外来での通院投薬、入院、手術などを組み合わせて治療を行っております。
手術は基本的に全身麻酔下で行っており、手術日の前日より入院して頂いております。
信州大学医学部耳鼻咽喉科と協力体制を取っており、大学スタッフとともに外来診療と手術を行っております。
対象疾患
難聴、めまい、中耳炎、副鼻腔炎、鼻・副鼻腔腫瘍、耳下腺・顎下腺などの唾液腺の炎症及び腫瘍、咽頭・喉頭の炎症及び腫瘍、末梢性顔面神経麻痺、その他の耳鼻咽喉・頭頚部領域の炎症及び外傷など。
診療方針
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内視鏡下鼻・副鼻腔手術
当科では内視鏡による鼻副鼻腔手術に特に力を入れており、最新の技術・治療法を取り入れ患者さんの負担軽減に取り組んでおります。 -
難聴診療
難聴診療については投薬治療、手術加療で対応しております。
鼓室形成術などの耳手術は信州大学医学部耳鼻咽喉科と協力体制を取っており、大学スタッフが来院して手術治療を行っております。 -
めまい診療
めまいの6~7割は耳が原因とされ、代表的なものにメニエール病、前庭神経炎、良性発作性頭位めまい症、突発性難聴(めまいを伴う)などがあります。
当科では当院脳神経外科および神経内科と連携を取りながら診断・治療・リハビリテーションを行っております。 -
舌下免疫療法
アレルギー性鼻炎に対する治療として抗アレルギー薬、点鼻薬など従来の治療法に加え、舌下免疫療法という新しい免疫療法を取り入れています。 免疫療法とはアレルゲン(アレルギーの原因)を少量から投与し、ゆっくり量を増やしていくことで体を慣らしていく治療法です。 スギ花粉症、ダニのアレルギー性鼻炎が保険適用となっています。 -
補聴器専門外来
補聴器を安心して購入し活用していただくために、当院では防音室と補聴器適合機器を完備し、補聴器適合検査をもとにした調整(フィッティング)を行っております。提携する認定補聴器専門店の認定補聴器技能者が補聴器の調整を行います。 -
悪性腫瘍
悪性腫瘍については、診断がつき次第、治療が可能な施設へ紹介しております。
診療実績
2023年度
入院手術 : 126件 (のべ)
鼻・副鼻腔手術 | 43件 |
鼓室形成術を含む耳科手術 | 10件 |
口蓋扁桃摘出術(アデノイド切除含む) | 42件 |
耳下腺腫瘍 | 3件 |
診療体制
常勤医師1名、非常勤医師の体制で診療を行っております。 午前診療は月曜日から金曜日、第2・4土曜日に行い、午後診療は月曜日と金曜日に行っております。 手術は毎週火・水曜日午後に行っております。
補聴器専門外来は完全予約制となっております。通常外来で必要な検査を行った後に予約をお取りします。
診療最前線
スタッフ紹介
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- 耳鼻咽喉科部長
- 2006年医師免許取得
- 日本耳鼻咽喉科学会専門医・指導医
- 医学博士(信州大学)
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- 耳鼻咽喉科医師 (非常勤)
- 2000年医師免許取得
- 日本耳鼻咽喉科学会専門医
- 医学博士(信州大学)