消化器内科
診療科紹介
食道・胃・十二指腸・大腸などの消化管疾患と、肝臓・胆管・胆嚢・膵臓疾患の診療にあたっています。 病気の早期発見・診断により患者さんの負担の少ない治療を行うことが目標ですが、進行した疾患に対しては化学療法も行っています。 また、膵臓病の1つとしての糖尿病の診断・治療も担当しています。
対象疾患
逆流性食道炎、食道アカラシア、食道癌、食道静脈瘤、胃・十二指腸潰瘍、ピロリ菌感染症、大腸ポリープ、大腸癌、潰瘍性大腸炎、クローン病、肝炎、肝硬変、肝臓癌、胆石症、胆嚢炎、胆道癌、急性膵炎、慢性膵炎、膵臓癌、糖尿病など
得意分野
- 上部内視鏡(食道・胃・十二指腸)と下部内視鏡(大腸)検査を行い、病気の早期発見に努めるとともに、2017年からは早期癌(食道・胃・大腸)の内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)も行っています。
- 消化管出血に対しては緊急内視鏡検査を施行して、内視鏡的止血を行っています。
- 肝臓病に関してはウイルス性肝炎、自己免疫性肝炎、非アルコール性脂肪性肝疾患などの診療にあたるとともに、肝細胞癌のラジオ波焼灼療法を行っています。
- 胆・膵疾患に関しては腹部超音波・CT・MRI・超音波内視鏡検査を駆使した病変の早期発見と、内視鏡的胆管膵管造影検査による精密検査、総胆管結石の砕石、閉塞性黄疸に対するステント留置術を行っています。
診療実績
2023年度
上部内視鏡検査(人間ドック等含む) | 7,856件 |
上部治療内視鏡 | 86件 (うち食道癌・胃癌などの内視鏡的粘膜剥離術 40件、止血術 31件、その他 15件) |
大腸内視鏡検査(人間ドック・EMR等含む) | 1,828件 |
大腸腺腫や早期癌の内視鏡的大腸粘膜切除術(EMR) | 941件 |
食道ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術) | 5件 |
胃ESD | 35件 |
大腸ESD | 38件 |
内視鏡的胆管膵管造影検査(ERCP) | 78件 |
ラジオ波焼灼療法 | 8件 |
診療体制
3名の常勤医が交代で外来診療を行っています。 また、内視鏡検査は非常勤医師を加えた体制で、上部内視鏡検査は毎日、下部内視鏡検査は平日の月~金曜日、内視鏡的胆管膵管造影検査(ERCP)は週3日、早期癌などの内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)は週2日、肝臓癌のラジオ波焼灼療法は隔週に行っています。
診療最前線
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長野松代総合病院だより 第113号(2019年10月1日発行)
- 肝・胆・膵の疾患および検査、治療
- ウイルス性肝炎
- 非アルコール性脂肪性肝疾患
- 上・下部消化管の疾患および検査、治療
- 胃がん・食道がん
- 大腸がん
- 定期的に検査を受けましょう
- 肝・胆・膵の疾患および検査、治療
スタッフ紹介
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- 消化器内科部長 (副院長)
- 消化器内視鏡センター医師
- 1986年医師免許取得
- 日本内科学会総合内科専門医・内科指導医
- 日本超音波医学会認定超音波指導医(消化器)および専門医
- 日本消化器病学会消化器病専門医・指導医
- 日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
- 日本消化器がん検診学会総合認定医
- 日本臨床内科医会認定医
- 日本糖尿病協会療養指導医
- 長野県肝炎医療コーディネーター
- 医学博士(秋田大学)
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- 消化器内科部長
- 消化器内視鏡センター長
- 2001年医師免許取得
- 日本内科学会総合内科専門医・内科指導医
- 日本消化器病学会消化器病専門医・指導医・甲信越支部評議員
- 日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医・指導医・学術評議員・甲信越支部評議員
- 日本消化管学会胃腸科認定医・専門医・指導医
- 日本肝臓学会肝臓専門医・指導医
- 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
- 日本肥満学会肥満症専門医・指導医・評議員
- 日本抗加齢医学会専門医
- 医学博士(産業医科大学)
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- 消化器内科医師
- 消化器内視鏡センター医師
- 2019年医師免許取得
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- 消化器内科医師 (非常勤)
- 2017年医師免許取得
- 信州大学消化器内科